鷹匠?UFO?空飛ぶカメラ。
グラフィックデザイナーのたなかです。
ついつい出かけて写真を撮りたくなる気候ですね。
九州は大分でも、山びらきや、ミヤマキリシマを撮るカメラマンの方が増える時期です。
今年は、ドローンで空撮する方もいるのかもしれませんね。
ドローンは、最近ニュースでも良く出てくる、小さなラジコンヘリのような機械です。操作が比較的カンタンでカメラを積んで、映像の撮影などにも使われています。
(こんなやつですね)
先日、こんな商品を発見しました。
「写真を撮るドローン」の話題。その名は「Lily」
ん?ドローンってカメラがついてるんじゃないの?と思うところですが、Lilyは「空撮ドローン」ではなくて「飛ぶカメラ」とのこと。いわゆる「操縦する」ドローンとは異なる使い方なのです。
百聞は一件にしかず、この動画におおまかな機能が載っています。
まるで鷹匠。
手に載せたドローンを空中に投げると、持ち主のあとをついてくるそうです。
どうやってついてくるのかというと、小さな円盤が発信機兼リモコンになっていて、追いかけることはもちろん、ユーザーの位置を中心にして、上空を旋回しながらの撮影や、動画撮影中の静止画の撮影機能などもあるようです。
ちなみに一回の飛行時間は20分程度とのこと。ちゃんとついてきてくれると、一緒に山登りをしてくれる犬のように、愛着が湧きそう。
こういったカメラが出てくると、いままで「撮る側」であることが多かった写真家だけではなくて、アウトドアアクティビティを行うスポーツ選手自身がカメラマンになったり、エクストリームアイロニング(※山や水中など、およそアイロンがけをするには適していなさそうな環境でアイロンがけをする競技)
※詳しくはこんな感じです。
http://matome.naver.jp/odai/2140334197098730801
のような方の新たな表現方法になるかもしれないなー、などと想像が膨らむのでした。
マウンテンバイクなどは、木にひっかかって無理そうだけど、だんだん小さいモデルとかも出てくるのでしょうかね。
セルフタイマーと三脚にはじまる「自分でセットして撮る」に新しい流れがあらわれたよ!というお話でした!
来月の連載は、キュレーター・玉置慎輔による記事です!お楽しみに!